塩ビ加工の種類一覧|ウェルダー・印刷・裁断・縫製の違いとは
塩ビ(PVC)は、防水性・耐久性・加工性に優れ、
ケース・カバー・販促グッズ・工業用部材など幅広い用途で使われています。]
しかし一口に「塩ビ加工」といっても、
・ウェルダー加工
・印刷加工
・裁断加工
・縫製加工
など様々な種類があり、用途によって最適な加工方法は異なります。
この記事では、塩ビ加工の代表的な種類とそれぞれの違いを分かりやすく解説します。
ウェルダー加工(高周波溶着)

ウェルダー加工とは、
高周波の熱エネルギーで塩ビ同士を溶かして接着する加工方法です。
主に以下のような製品で使われます。
・透明ケース
・カードケース
・防水カバー
・バッグやポーチ
・空気を入れる製品(浮き輪など)
特徴は次の通りです。
・水や空気が漏れにくい
・縫い目がなく見た目がきれい
・強度が高い
・量産向き
一方で、
金型(型)が必要になるケースが多く、
小ロットや形状によっては対応が難しい場合もあります。
【関連記事】【ウェルダー加工とは?】基礎からわかる仕組みと活用分野
印刷加工(シルク印刷・インクジェット)

塩ビ製品はロゴやデザインを入れることで、
販促物やブランドグッズとしての価値が高まります。
代表的な印刷方法は次の2つです。
シルク印刷
・発色がよい
・耐久性が高い
・量産向き
ただし色ごとに版が必要なため、
多色デザインや小ロットには不向きな場合があります。
インクジェット印刷
・フルカラー対応
・版が不要
・試作や小ロット向き
最近はOEM雑貨やオリジナルグッズ制作で
インクジェット印刷の需要が増えています。
【関連記事】塩ビ製品の品質を支える5つの加工技術|印刷・抜き・裁断・箔押し・縫製まで一貫対応
裁断加工(抜き・トムソン・プロッター)

塩ビシートを製品形状にするために行うのが裁断加工です。
主な方法は次の通りです。
・トムソン抜き(型抜き)
・スリット加工
・プロッターカット
特徴としては、
・量産では型抜きが安価
・試作ではプロッターが便利
・厚みや硬さによって加工方法が変わる
「1個から試作したい」という相談では、
この裁断方法の選定が重要になることが多いです。
縫製加工

塩ビはミシンで縫うことも可能です。
例えば、
・大型カバー
・工業用シート
・バッグ
・テント素材製品
などでよく使われます。
特徴は、
・立体形状にしやすい
・金型不要
・中ロットに向いている
ただし、
・針穴が空くため完全防水にはならない
・見た目がウェルダーよりラフ
という違いがあります。
加工方法は「用途」で決まる

塩ビ加工は、
・防水性が必要 → ウェルダー
・デザイン重視 → 印刷
・形状を作る → 裁断
・大型・立体 → 縫製
というように、
製品の目的によって最適解が変わります。
また実際の製品では、
・裁断+印刷+ウェルダー
・裁断+縫製
・印刷+縫製
のように複数の加工を組み合わせるケースがほとんどです。
まとめ|塩ビ加工は一貫対応できる会社に相談を
塩ビ製品は加工方法の選択によって、
・コスト
・納期
・品質
・ロット
が大きく変わります。
そのため、
「試作から量産まで相談できる会社」
「複数の加工に対応できる会社」
に早めに相談することが成功のポイントです。
オーダーメイドやOEMをご検討の方は、
まずは用途や数量のイメージだけでもお気軽にご相談ください。
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