ウェルダー加工で実現する防水性とは?特徴と活用事例
ウェルダー加工は、熱と圧力を利用して樹脂やシートを接合する加工方法です。
特に塩化ビニール(PVC)やオレフィン、ターポリンといった素材に適しており、縫製や接着では難しい高い防水性を実現できる点が大きな特徴です。
ウェルダー加工で防水性が高まる理由
縫い目がない
ミシン縫製ではどうしても針穴が空き、水が浸入しやすくなります。
ウェルダー加工では素材同士を分子レベルで溶着するため、針穴がなく、完全に密閉された接合部を形成できます。
均一で強力な接合
接着剤に頼らず、熱と圧力で直接一体化させるため、剥がれやすさや経年劣化の心配が少なく、安定した防水性を発揮します。
防水性が求められる用途例
・アウトドア用品(防水ポーチ、テント、タープ)
・産業資材(防水シート、養生カバー、防水バッグ)
・医療・衛生用品(密閉パック、防水ケース)
・広告・イベント資材(屋外バナーやターポリン製看板)
ウェルダー加工による防水製品のメリット
・水や湿気の侵入を防ぎ、内容物をしっかり保護
・屋外使用でも長持ちする耐候性
・デザインや形状の自由度が高く、オリジナル製品の製作が可能
まとめ
「防水性が必要な製品=縫製や接着では不安」という課題に対して、ウェルダー加工は非常に有効な加工方法です。
屋外や水回りでの使用を想定した製品作りに最適であり、長期間安心して使える強度と耐久性を兼ね備えています。
防水性を活かしたオリジナル製品をご検討の方は、ぜひ弊社にご相談ください。用途に合わせた最適な素材・加工方法をご提案いたします。
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