塩化ビニール製品製造| 東京板橋区の株式会社エムエムティー




ウェルダー加工は自作できる?業者依頼との違いと注意点を解説

ウェルダー加工とは、高周波を利用して塩化ビニール(PVC)やオレフィン系素材を熱で溶着し、一体化させる加工方法です。

強力な密着性や気密性が求められる製品に幅広く使われており、医療用カバー、車両シート、看板、防水関連製品などで活用されています。

そんなウェルダー加工について、「自作できるのでは?」と考える方もいらっしゃいます。

ここでは、自作の可能性やリスク、そして業者へ依頼するメリットについて解説します。

 

お急ぎでウェルダー加工が必要な場合はこちらからお問い合わせください。

 

 

ウェルダー加工は自作可能か?

インターネット上には「ウェルダー加工機を自作した」という事例も散見されます。しかし、実際には以下のような課題があります。

 

高周波発生装置が必要:ウェルダー加工には数百~数千ワットの高周波を安定的に発生させる設備が必要で、個人での製作や運用は非常に困難です。

・安全性のリスク:高周波による電磁波や熱を扱うため、感電や火災の危険性があります。

・仕上がりの精度:素材によって最適な出力や加圧条件が異なるため、条件出しを行わないと強度不足や不良が発生します。

 

そのため、DIY感覚での「自作」は現実的ではなく、実用性や安全面を考えても推奨できません。

 

 

業者依頼のメリット

一方、専門業者に依頼すると以下のような利点があります。

・高品質な仕上がり:用途に応じた最適な条件で溶着し、均一で耐久性の高い製品を実現。

・設計から対応可能:ただの加工だけでなく、製品設計や材料調達まで一貫して任せられる業者もあります。

・検査・品質保証:密閉性が必要な製品では、水没検査や空圧検査などの試験を行い、安心して使用できる品質を担保。

 

特にエムエムティーでは、自社設備を持ちながら設計から手掛けるため、「どのような製品にしたいか」という要望を伝えるだけで最適な提案を受けることが可能です。DIYでは難しい品質と安全性を兼ね備えた製品を求めるなら、専門業者に依頼するのが最も合理的な選択肢と言えるでしょう。

 

 

まとめ

ウェルダー加工を「自作」することは理論上可能でも、安全性や仕上がりを考えると現実的ではありません。

確実な性能や耐久性が求められる製品は、経験豊富な業者に依頼することが安心です。

 

エムエムティーでは設計から材料調達、加工、検査まで一貫対応が可能です。

もし「ウェルダー加工を検討しているが方法に悩んでいる」「試作から小ロット生産を頼みたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

 

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